PCAGIP入門講座終了!

  二日間に渡っての開講となりました、2019年度かながわコミュニティカレッジ連携講座「PCAGIP事例検討法入門講座」は無事に終了しました。2日目直前には台風の影響も心配されましたが、終了後の懇親会まで滞りなく、ご参加の皆さんと過ごさせて頂くことができました。

 受講いただきました皆さん、お疲れ様でした。
 2日目は、残念なことに5名の方が欠席され、14名でのスタートとなりました。まずは3〜4名の小グループに分かれ、前回の学びや気づきをシェアして頂きます。グループを変え、十分に思い起こしをした後は、コンテントとプロセスについて、「事例提供者のため」とはどういことか、ということについての小講義を挟み、いよいよ受講生の皆さん方ご自身でPCAGIPを進めて頂く体験に入ります。大きな2グループでセッションを行いますが、前回からのグループを引き継くことが難しくなったため、新しいグループを編成し、それぞれに分かれ、1日をかけて3セッションを実施します。PCAGIP法では、事例提供者、質問者、ファシリテーター、書記という4役が必要になり、3回の実施を通し、少なくとも3つの役割りを体験して頂くことになります。グループ内でそれぞれの役割りを決め、始まります。午前に1セッション、午後に2セッションを行いました。皆さん果敢にそれぞれの役に挑戦していただきました。
 最後に全体でふりかえりを行いましたが、様々なお声が聞かれました。「問いに答えることで自分の中が整理される」「思ってもいない言葉がでてきた」「体験しないとわからない!」「共感が大切だとわかった」「まだぼんやりしている」など、学んだこと、気づいたことも様々で、それぞれに持ち帰って頂きました。事例検討そのものに活用頂くことはもちろん、日常においてもPCAGIPのマインドを活かしていただけることと思います。
 もっと学びを深めたいとのお声もいただき、今年はフォローアップの実施を考えています。昨年度受講頂いた方にもご参加いただけるような場にできればと、計画したいと思います。
 by ayu